見附市で２２日に発生した火災で消防によりますと、火元の住宅を含め２３日正午時点で、１９棟を焼いたことがわかりました。
このうち住宅など７棟が全焼したとみられ、部分焼やぼやなど合わせると計１９棟を焼いたということです。

また救急搬送された人はいませんが、被害にあった建物の住人で５０代男性１人が指先にやけどを負う軽傷ということです。

見附市によりますとこの火事の影響で、現場周辺の約２００戸が２２日午後３時頃から停電していましたが、２３日午前１１時すぎに復旧しました。
また１７戸でガスの供給が停止したということです。２３日正午現在、一部でまだ供給が停止しているということです。

市は、２２日午後３時３０分に市内の中央公民館に避難所を設置。２３日正午時点で、大人と子ども合わせて５世帯１３人が避難しているということです。

警察や消防によりますと２２日午後２時すぎ、火元の家に住む住人から消防へ「黒煙が噴出している」と通報がありました。
住宅の２階部分から出火し、消防車両１５台以上が出動し、２３日午前１時５分、鎮火しました。

２３日は警察が実況見分を行っていて、焼失面積など全貌を明らかにするとしています。