新潟市の国道で軽自動車に衝突したにもかかわらず、救護の措置をとることなく逃走していたとして73歳の男が6日、逮捕されました。

道路交通法違反の容疑で逮捕されたのは新潟市東区の看板業の男（73）です。

警察によりますと8月2日午後4時30分ごろ、新潟市東区下山3丁目の国道113号の十字路交差点で男が運転する普通乗用車が、前方に停止していた軽自動車に後ろから衝突しました。

この事故で軽自動車を運転していた70代女性に外傷性頚部捻挫などのケガをさせたにもかかわらず、男は救護の措置をとることなく逃走していました。

女性は全治15日の軽傷で命に別条はありませんでした。

女性が「車をぶつけられて相手が逃げて行った」と警察へ通報。
女性以外にも事故を目撃した人が逃走した車のナンバーを覚えていたことから、警察の捜査で男を特定し、逮捕に至りました。

警察の調べに対し男は「事故を起こして逃げたことは間違いありません」と話しているものの「相手にケガがあるとはわからなかった」などの供述もしているということです。

警察は事故の原因などについて捜査しています。