広島に原爆が投下されて8月6日で79年、新潟市でも追悼式が行われ、平和への思いを新たにしました。

新潟市役所で開かれた追悼式、広島に原爆が投下された午前8時15分に黙とうが捧げられました。

被爆2世で新潟県原爆被害者の会の西山謙介さんは「世界各地で核戦争が起きかねない状況に危機感がある」と訴えました。

〈新潟県原爆被害者の会　西山謙介さん〉
「被爆者がいなくなる時代がすぐそこに来ている。戦争反対を叫ばないといけないと思っている」

また、市内の高校生が原爆の恐ろしさや平和の尊さを伝える英語のスピーチを行い、世界に向けて思いを訴えました。

新潟市役所では長崎に原爆が投下された9日にも追悼式が行われます。