アメリカ・ワシントンの連邦地裁は5日、IT大手「グーグル」がインターネット検索で違法な独占状態にあると認める判決を言い渡しました。

アメリカ司法省がグーグルが検索サービスなどで独占状態にあると訴えた裁判で、ワシントンの連邦地裁は5日、グーグルが独占禁止法にあたる反トラスト法に違反しているとの判決を下しました。

判決文などによりますと、グーグルはアップルなどのスマートフォンメーカーに対し、対価を支払うことでグーグルの検索を標準設定にしてもらう契約を結んでいました。これについて競争を阻害したなどと指摘しています。

アメリカメディアによりますと、グーグル側は控訴する方針です。

今回の判決について、アメリカメディアは「IT大手の力を打ちのめす画期的な判決で、ビジネスモデルを根本的に変えるかもしれない」と報じています。