新潟県内は海の事故が相次いでいます。佐渡市ではスキューバダイビングのツアー客が死亡しました。

死亡したのは上越市の54歳の男性です。

4日午前11時ごろ、佐渡市宿根木の岬から約200メートル沖合で海に潜り、スキューバダイビングをしていたところ、パニック状態になりました。

別の客が異変に気付き、インストラクターが引き揚げましたが、搬送先の病院で死亡が確認されました。溺死とみられています。

佐渡海上保安署によると、男性はダイビングの経験があり、当時、海は穏やかだったということです。

〈ツアーの主催者〉
「数年にわたってご利用いただいていた方でもあるので、急激な体の異変があって、その状況から逃れたいという感じだったのか」

また、糸魚川市の市振海岸では、30代の男性が溺れて一時意識を失いましたが、その後、無事に救助されました。

男性は缶チューハイなど15缶以上を飲酒し、泥酔状態で泳いでいたということで、上越海上保安署は飲酒しての遊泳はやめるよう呼びかけています。