新潟空港を利用して海外旅行に行く若い世代を支援しようと、県が4月15日から29歳以下のパスポート取得支援をスタートしました。

対象となる人が申請すると電子マネーで1人5000円分を付与するということです。

対象となるのは旅行出発時点で29歳以下で、ことし4月1日以降に新潟県内でパスポートを取得、または更新した人です。

新潟空港を出発または帰着する国際線を利用し、2026年3月15日までに旅行から帰ってくることが条件です。片道利用でも新潟空港発着であれば対象になるといいます。

専用サイトで申請すると電子マネーPayPayで1人5000円分が付与されます。

県は昨年度よりこうした支援を行っていて、申請受け付け開始を昨年より早め、利用を呼び掛けています。

新潟空港の利用者数は2023年度が105万6000人で、前年度に比べ1.3倍と増加していますが、国際線は前年度の8倍になっているもののコロナ禍前の2019年度に比べ4割ということです。県はさらなる利用促進を図りたいとしています。