県庁で仕事始め 花角知事が抱負「巳年にちなみ成果が『実る』1年に」《新潟》
1月6日から多くの企業や官公庁が仕事始めです。花角知事は「巳年にちなみ成果が『実る』1年にしたい」と抱負を述べました。
1月6日が仕事始めとなった県庁。
花角知事が職員を前に年頭のあいさつを行いました。
ことしの重点項目としては減災・防災対策地域経済の活性化、少子化・人口減少への対応の3つを挙げました
その後の記者会見。
巳年ということでことしの漢字に選んだのは・・
〈花角知事〉
「『実』になる果実の実ですね。その字をことしの1年の漢字にしたいと思います。いろんな課題が実るといいますか成果が生まれていくそういう年にしたい」
課題の一つが柏崎刈羽原発の再稼働問題です。
東京電力が再稼働を目指す柏崎刈羽原発6・7号機。
12月26日、原発の安全性を議論してきた県の技術委員会が報告書を取りまとめました。報告書は花角知事が再稼働の是非を判断する材料のひとつとなります。
Q)2025年中に知事が何らかの決断をすることは?
〈花角知事〉
「そこはわかりません。何とも言えません。(判断)材料が出そろうなかで議論が深まり県民の気持ちが固まっていくと思っていますがどのタイミングでそうしたものを私として判断できる状況になるのかは繰り返しですがいまの時点では見通せません」
花角知事はこのほか医療再編やJR米坂線の復旧などを挙げ「時間のない問題については適切に判断していきたい」と述べました。