「高利率で元本が保証される」などとウソを言い、60代の女性から現金1600万円をだまし取った疑いで30日、柏崎市の32歳の男が逮捕されました。

詐欺の疑いで逮捕されたのは柏崎市田中に住む無職の男（32）です。

警察によると男は、去年1月中旬から4月中旬までの間に、新潟市中央区内において、当時60代の女性に対し「高利率であり、元本が保証される」などとウソを言い、架空の金融商品を売りつけ、1回目に600万円、2回目に1000万円、合わせて1600万円を女性からだまし取った疑いがもたれています。

男はおととし同じ60代女性に対し架空の定期預金への預け入れ名目で現金200万円をだまし取った詐欺容疑でも逮捕されていて、これで男が女性からだまし取った現金の総額は1800万円になりました。

女性の関係者の相談で発覚した今回の事件。警察によると女性と男は「面識のある関係」だということです。

2つの容疑の認否について男は「留保します」と述べていて、警察が手口や動機などを詳しく調べています。