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【気象情報】25日は各地で大雨に 台風10号の接近で再び局地的に大雨が降る可能性 影響が長期化するおそれも 《新潟》

2024年8月26日 20:14
【気象情報】25日は各地で大雨に 台風10号の接近で再び局地的に大雨が降る可能性 影響が長期化するおそれも 《新潟》

8月25日、新潟県内は小千谷市付近で1時間に約110ミリの猛烈な雨が降るなど天気が急変しました。気象庁は台風10号の接近により、再び局地的に大雨が降る可能性があるとして、注意を呼びかけています。

視界を遮るほど地面に打ち付ける“雨”。

鳴り響く“雷”。

25日、高気圧の周辺を回る温かく湿った空気がぶつかり合った影響で日本海上空には発達した雨雲が発生。県内は各地で大雨となりました。

1時間あたりの降水量は村上市で8月の観測史上最大の55.5ミリを観測。さらに小千谷市付近では約110ミリの猛烈な雨が降ったとみられ「記録的短時間大雨情報」が発表されました。

長岡市ではアンダーパスが冠水。

走行中の車が水に浸かりました。

警察によると車は水がたまっているところに侵入し動けなくなったとみられています。乗っていた女性は周囲の人に助けられ無事でした。

長岡市では床上・床下合わせて住宅28棟に浸水被害が出ています。

〈まちの人〉
「急に。もうものすごくて、(長岡)駅前の道路も溢れてましたよ」
「店から出てきたら滝のような雨ですごいびっくりして、こんな雨降るか、と思いましたけど」

一方、日本列島に近づいてる台風10号。

今後、勢力を強めながら北西に進み、28日から29日にかけて次第に進路を東寄りに変え、本州付近を進む見通しです。

大気の状態が非常に不安定になることから、気象庁は再び今回のような局地的に大雨が降る可能性があるとみています。

〈気象庁の担当者〉
「台風周辺の非常に暖かく湿った空気が日本付近に流入してくる予想となっています。局地的に積乱雲が発達する可能性は十分考えられる」

影響が長期化するおそれがある台風10号。気象庁は最新の情報に注意し、雨風が強くなる前に避難などの行動をとるよう呼びかけています。

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