約半分の職員がカスハラを受けた経験がある「窓口や電話などで長時間拘束された」が最多 大分市が対策へ
窓口や電話で行き過ぎた苦情を受けるカスタマーハラスメント。
大分市が行った調査でおよそ半数の職員が受けた経験があると回答し市が対策に乗り出します。
大分市によりますと2025年2月に正規雇用の職員3404人を対象にカスタマーハラスメント関するアンケートを実施したところ46パーセントの職員が「現在の所属部署でカスタマーハラスメントを受けたことがある」と答えたということです。
その内容は「窓口や電話などで長時間拘束された」という回答が最も多く1088人、次いで「暴言や威嚇・脅迫を受けた」が844人、「特別扱いを要求される」が821人などとなっています。
市ではこのアンケート結果をもとにカスタマーハラスメントの対応マニュアルを3月、新たに策定し全職員に共有したということです。
また、市では新年度から職員の名札の記載を名字のみにして平仮名表記にするなど対策をとるということです。