中津ー日田間が30分短縮「中津日田道路」工事進む 新たにトンネル開通 大分
中津・日田間のアクセス向上を目的に大分県が整備を進めている高規格道路「中津日田道路」の工事が着々と進んでいます。
6日、トンネルの1つが貫通し、記念の式典が開かれました。
貫通式が行われたのは中津日田道路の藤山トンネルです。日田市花月にあり、長さは869メートルあります。
中津と日田を結ぶ「中津日田道路」は県が1996年度から整備を進めていて全長はおよそ55キロ。
全線開通すれば中津ー日田間の所要時間はこれまでのおよそ1時間15分から30分ほど短縮されます。
現在は中津市の中津港から田口までの間と本耶馬溪から下郷交差点までの合わせて22.8キロが開通しています。
6日の貫通式では、関係者が威勢のいい掛け声とともに酒樽を担ぐなどしてお祝いムードに包まれていました。
中津日田道路の未開通区間には他にもトンネルがあり今後工事が行われる予定です。
全線開通の予定は現時点では未定ですが来月24日には田口インターから青の洞門・羅漢寺インターまでの5.3キロが開通する予定です。