華麗なジャンプに…。連続宙返り!12月3日は、「世界ニホンザルの日」コモ太くん16歳!猿回し気合の演技に拍手喝采
12月3日は「世界ニホンザルの日」です!下伊那郡・豊丘村では猿回しのコンビがあるイベントを開催。息の合った芸に拍手喝采です。
華麗なジャンプに…。連続宙返り!
豊丘村の道の駅で3日、華麗な技を披露したのは、村在住の猿回し師・井出十夢さんと、相棒の雄ザル・コモ太くんです。
コンビを組んで5年。
県内各地で芸を披露していますが、いつも以上に気合が入ります。
それもそのはず、12月3日は、「世界ニホンザルの日」。
国内でニホンザルの研究が始まった日でサルへの関心を高めようと2021年に認定されました。
3日はニホンザルの生態を紹介するパネルなども展示し、コモ太くんを通してニホンザルを知ってもらうのが目的です。
現在16歳のコモ太くんは人間でいうと48歳。
マイペースな性格で得意技はというと…
輪投げを首にかける技
井出十夢さん
「おサルさんってかわいらしい一面もあって、怖い一面だけじゃないんだなというところ。ごはん食べるしぐさだったり、人間にそっくりな部分があって面白いなと」
長野市出身で元飼育員の井出さん。
当時、動物園で担当していたコモ太くんと独立しコンビを組みました。
猿回しのサルの多くは、害獣として駆除されたサルを引き取っているケースも多いといいます。
井出十夢さん
「猿回しは日本の伝統芸能なんだよというところも伝えるべきところ。そういった歴史の部分も伝えつつ、おサルさんの素晴らしさ、すごさというところも伝えていけたらなと思います」
見た客は
「かわいいし、すごく身体能力が高くてすごいなと思いました」
「サルってニュースで嫌なイメージあるけど、きょう見たらすごくかわいらしくて。見方が変わった」