9月1日の「防災の日」に合わせて、上田市の小学校では避難訓練が行われ、児童たちが防災についての知識を深めました。

ハンカチで、口元を押さえて校庭に集まってくる児童たち。

「報告します！5年生在籍51名、欠席2名、現在49名、全員無事、避難完了しました！」

避難訓練が行われたのは、上田市の北小学校です。「上田市北部地区まちづくり協議会」から子ども向けの防災ガイドブックが贈られ、身を守る方法や日ごろの備えについて学びました。

体育館では、避難所で使われる段ボールベッドの組み立ても体験。

児童「せーの！よっこらせ！」
児童「ぴったり合わせてね！」

ベッドは5分ほどで完成し、3年生が10人以上乗っても潰れずに丈夫なことも確認しました。

カメラマン
「柔らかそうだけどね、段ボールって」

児童「硬い！ちょっと硬いけど」
児童「床よりはましだよ！」

学習を通して、防災への意識を高めていました。

児童
「地震とか災害はいつ起きるか分からないので、きょうの授業でそれを（学んだことを）工夫して、対処していきたいなと思います」

「上田市北部地区まちづくり協議会」は、今後も、小学校での防災学習を続けていきたいとしています。