飯山市の江沢市長「建設の早期実現に向けて進めていきたい」 飯山駅前のホテル建設計画巡り住民説明会【長野】
飯山駅前のホテル建設計画を巡って14日、飯山市が住民説明会を開きました。
江沢市長は、これまでの経緯を説明した上で、ホテル建設に向けて前向きな考えを示しました。
14日、飯山駅前の市有地のホテル建設計画を巡って開かれた住民説明会。
飯山市民など約200人が参加し、ホテルの採算性や市長のこれまでの対応などについて意見が出されました。
この建設計画を巡っては、民事調停で飯山市が計画を進め地元の経営者などからなる飯山ホテルに3億6000万円の補助金を出すことで一度は合意していましたが、その後、市議会がこの条項案を否決していました。
ホテル側は調停を取り下げると、「市の対応によって事業が遅れている」などとし、市に対し、これまでにかかった設計関連費用など約8200万円の損害賠償を求め、長野地裁に訴えを起こし、ちょうど1か月後に口頭弁論が開かれます。
飯山市民
「ホテル側に意思があるか、ホテルを建設する意思があるのかないかということでそれが分からないんですけど」
飯山市 江沢市長
「協議をしたいということをこちらから文書で申し入れているんですけれども、訴訟の重要な争点になるところについては今は、協議には応じることができないのでご理解ください というような内容の書面で返答がございまして。何とかそういう点について、確認をしたいとそういう気持ちであるところです」
飯山市民
「まだ心配はたくさんありますけれど、何とか発展していってほしいですからね」
飯山市民
「ホテルは止め、プロでもホテルつくるの何年、何社も見てここじゃダメだということでね、今まで来たわけです」
江沢市長は「住民からの意見を受け止めた上で、ホテル建設の早期実現に向けて進めていきたい」と話しています。