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値上げ後初の年賀はがき「心のこもった文字をお伝えするのは大事な文化」 松本蟻ケ崎高校書道部OGの書家が書道を披露「手書きの文字は大切に…」 【長野】

2024年12月16日 18:21
値上げ後初の年賀はがき「心のこもった文字をお伝えするのは大事な文化」 松本蟻ケ崎高校書道部OGの書家が書道を披露「手書きの文字は大切に…」 【長野】
年賀状を投函する書家の上條淳香さん

来年の年賀状の受け付けが15日、全国でスタート。
松本市の松本郵便局では16日、松本蟻ケ崎高校書道部OGで、東筑摩郡山形村に住む書家の上條淳香さんが自身や書道部のメンバーが書いた年賀状を投函しました。

さらに来年への思いを込めて、書道を披露。
力強く書いた字は「萬祥」。「多くの幸せが訪れるように」という願いが込められています。

上條淳香(遥香)さん
「手書きで書くことによってその人の思いも伝わると思うので、 手書きの文字は大切にしていきたい」

県内で今年の元日に配達された年賀状は約1264万通で前の年より1割ほど減りました。
そして、郵便はがきの料金は今年10月に約35パーセント値上がりし、1枚63円から85円に。
今回は値上げ後初の年賀はがきとなります。

松本郵便局総務部 倉林弥佐副部長
「全国的にはSNSの普及もあり 年賀状の差し出しが少なくなってきていると思うが、心のこもった文字をお伝えするという大事な文化の一つだと思いますのでいっぱい差し出しをしていただければ」

日本郵便では、来年の元日に配達できるよう25日までの投函を呼び掛けています。

最終更新日:2024年12月16日 20:02
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