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セカンドキャリア 25歳で現役引退 女子サッカー選手の第二の人生「あのタイミングで辞めて正解 今が楽しい…」

2024年6月10日 21:08
セカンドキャリア 25歳で現役引退 女子サッカー選手の第二の人生「あのタイミングで辞めて正解 今が楽しい…」
女子サッカー選手のセカンドキャリアについて。

去年、25歳でパルセイロ・レディースを引退した女性の第2の人生を追いました。

後悔はなく、充実した日々を送っています。

「こんにちは~。よろしくお願いします」

現在、神奈川県で暮らしている肝付萌さんです。2020年から3シーズンAC長野パルセイロレディースに所属していて去年6月、25歳の若さで現役を引退しました。

WEリーグのデータによりますと、去年「17人」の選手が引退し第二の人生をスタートさせています。

Q.肝付さんの今のお仕事はどういったお仕事を担当されているんですか?

肝付萌さん
「現在は大学の方にご挨拶にお伺いに行ったりとか選手にキャリアのお話をしたりとか。大学に行くことは基本的な業務になります」

肝付さんはいま、東京・品川区にある体育会系に特化した人材を企業に紹介する会社で働いています。

肝付萌さん
「学生であったり選手のみなさんに自分の経験や体験したことを伝えていく中で自分自身が自信を持ってその道に進める進路選択をしてほしいなって思いがあったので、自身がサッカーを選手としてやっているよりも働きながらそういうことを伝えていきたいなと思って25歳でスッパリ引退を決断しました」

入社後、肝付さんは定期的に全国の大学を訪問し話を聞いた、就職に悩む学生は、およそ1000人に上ります。

この日は、千葉県にある敬愛大学のバレーボール部を訪問しました。進路選択について自身の経験をもとに語る言葉には熱がこもっていました。

「自分が選んだその先でどうなっていきたいのかどんな人になっていきたいのかなぜここを選んだのかっていう未来の所のイメージをしっかりと明確にしたうえで進路選択をしてほしいなって思っています」
「長野をサッカー人生を1番ピークの時で辞めたと思っていて、いま1年働いていて1回もサッカーを辞めたことを後悔していませんし戻りたいとも思わない。それはすごくいい意味で「働く」っていうことが楽しいなっていうことを感じられているので自分はあのタイミングで辞めて正解だったなって日々実感しています」

「サッカー選手のセカンドライフ」
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