上伊那郡中川村の天竜川水系のダム管理事務所では、9日、南海トラフ地震を想定した防災訓練が行われました。

毎年、この時期に行っている国交省天竜川ダム統合管理事務所の防災訓練。9日、南海トラフ地震が発生し、震度6強の揺れが発生した想定で実施されました。

およそ30人の職員が参加し村の小渋ダムと伊那市の美和ダムの被災状況把握する作業を確認しました。管内51か所に設置されているカメラの映像を見ながら美和ダムの事務所の職員と情報を共有しました。

天竜川ダム統合管理事務所　尾畑伸之 所長
「どれだけ柔軟に臨機に対応できるかということを皆色々なことを想像しながら訓練をすることがやっぱり大事かなと思いました」

管理事務所では、夜間や休日も対応できるよう初動の手順を確認したいということです。