【自民党総裁選】史上最多9人が出馬表明 野田氏断念も…告示まで2日
自民党総裁選の告示まで2日と迫る中、候補者の数はこれまでの総裁選で最も多くなっています。
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10日、名乗りをあげたのは…
加藤元官房長官(68)
「最優先で推し進めたいことは、国民の所得倍増です」
国内投資の促進や少子化対策に力を入れると強調した、加藤元官房長官。重要閣僚を務めてきた経験からくる「安定感」が強みで、過去には、記者からの突拍子のない質問に“うまく”切り返したことも。
記者(2020年)
「どういうあだ名をインターネットでつけられているか知っているか?」
加藤元官房長官(2020年)
「いや特に承知しておりませんけれども」
記者
「あの…『たわし』ってつけられています」
加藤元官房長官
「たわしですか。磨くための道具ですから、自らを磨いていきたい」
20年以上、座禅を続けるなど、自らを磨いてきたという加藤氏。「知名度アップ」のため、SNS向けの動画撮影に力を入れています。
娘
「(髪形など)時間かけてケアしているけど何でなの?」
加藤元官房長官
「髪形はやっぱり髪の毛濃いから。濃いというか硬いから」
娘
「たわしだから」
加藤元官房長官
「たわしね」
過去最多の立候補者となっている自民党総裁選。10日、あらたに上川外相が推薦人を確保したことを明らかにしました。11日、会見を開き正式に表明する予定です。
また10日夜、野田元総務相が推薦人の確保ができず、立候補を断念したことがわかりました。
告示日まで、あと2日に迫る中、政策を発表したのは、石破元幹事長。防災省の創設や、地方創生を掲げたほか、5つの柱(ルール、日本、国民、地方、女性・若者の機会)を守るとしました。
石破元幹事長
「“最後の戦い”として、全身全霊をもって挑んでまいります」
(9月10日放送『news zero』より)