ロシアによる侵攻で農業にも大きな被害受けたウクライナを支援 農業経営者が長野市のリンゴ畑を見学
ロシアによる侵攻によって被害を受けたウクライナの農業を支援する取り組みです。23日、長野市のリンゴ畑をウクライナの農業経営者などが見学しました。
(※ウクライナ語)「スマッチノ~!!」(おいしい~)
美味しそうにリンゴを頬張るのはウクライナから見学に訪れた5人。ウクライナは、小麦やトウモロコシをはじめとする農業大国ですがロシアによる侵攻により農業設備などが被害を受けています。農林水産省は、ウクライナの農業生産力を回復させるため支援事業への補助を行っていて、県内では、長野市の企業が農業支援に名乗りを上げています。
23日は、長野市のリンゴ園で酸素の入った水を撒く機械などを紹介しました。
農業経営者アラ・ストヤノワさん
「(ウクライナの)農家さんたちそして私たちは、自分でいまやっている農業を諦めないし、引き続き頑張って自分の国で栽培を続けてまた他の国にも輸出を全部行っていきたいと思います。ウクライナの代表としていつも私たちのことを支えてくれている日本に感謝しています」」
今後、水を撒く装置をウクライナへ導入するなど支援を続けていくということです。