9月、佐久市で開かれていたアニメソングのイベント会場で訪れていた男性客が刃物で刺された殺人未遂事件で、検察は逮捕された38歳の男の刑事責任能力を調べる鑑定留置を７日から始めました。

9月、佐久市猿久保の駒場公園で、開かれていたアニメソングのイベントで、会場を訪れた男性客が刃物で胸などを刺された事件。

殺人未遂の疑いで神奈川県相模原市のアルバイト従業員、吉田司容疑者38歳が逮捕・送検されています。警察の調べに対し、吉田容疑者は「殺そうと思って刺した」という趣旨の供述をしていました。

長野地検上田支部は7日から鑑定留置に入り、医師による精神鑑定を行い吉田容疑者の刑事責任能力の有無などを確認する方針です。

鑑定留置は12月9日までで、検察は、その結果を踏まえて起訴するかどうか判断します。