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災害を生き抜いた“奇跡のぶなしめじ” カレー 県庁で50食限定 復興応援メニュー 「シャキシャキ食感」 キノコいっぱいおいしい♪

2024年9月17日 18:04
災害を生き抜いた“奇跡のぶなしめじ” カレー 県庁で50食限定 復興応援メニュー 「シャキシャキ食感」 キノコいっぱいおいしい♪

元日の地震で被災した石川県・能登半島にあるキノコ工場で災害を生き抜いた菌糸から育ったブナシメジがあります。

その名も“奇跡のぶなしめじ”。

県庁では17日この食材を使った復興応援メニューが提供されました。

県庁の食堂で17日、50食限定で提供されたカレー。ルーには、スプーンからはみ出てしまうほど大きなキノコが使われています。

これが“奇跡のぶなしめじ”です。

木下アナウンサー
「シャキシャキとした食感と、噛めば噛むほどシメジの香りがふわっとしてくる。カレーにも全然負けていないです」

このブナシメジを育てるのは、上水内郡・飯綱町のミスズライフ。

今年の元日に起きた能登半島地震で石川県・穴水町にある能登工場が被災しました。

およそ280万本あった瓶の半分以上が廃棄に…。それでも、奇跡的に被害を免れたのが“奇跡のぶなしめじ”です。

飯綱工場に移され、培養に3倍ほどの時間がかかった「奇跡のぶなしめじ」は、サイズにばらつきがあるものの、うまみ成分が1.5倍に。復興の象徴として限定生産されることになりました。

19日まで、県庁の食堂で日替わりメニューとして提供されます。

食べた人は
「キノコがいっぱい入っていておいしかったです」

食べた人は
「歯ごたえがあっておいしいです。こういう形で協力できるというのは非常にいいことだなと思います」

能登工場は今年7月に復旧していて、通常商品の流通は10月から再開する予定です。

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