ゴミ収集車燃える ごみの中の「カセットボンベ缶」が原因か 缶の日に出す 穴をあけるなどルール守って 長野市では今年度収集車の火事8件
17日午前、長野市の路上でごみ収集車が回収していたごみが燃える火事がありました。不燃ごみの中にあった「カセットボンベ缶」から火が出たとみられています。
北沢ななか記者
「ごみ収集車の後ろから煙が出たということで現在半分ほどのごみが外に出ています」
17日午前10時40分ごろ長野市中御所の路上で「ごみ収集車から出火していて消火器で消火中」と作業員から消防に通報がありました。
消防によりますと、燃えたのは回収していた「不燃ごみ」で、中に入っていたカセットボンベ缶から火が出たとみられています。
けがをした人はいませんでした。
長野市環境部によりますと、カセットボンベ缶やスプレー缶が不燃ごみに混入したことによる収集車の火事が相次いでいて、昨年度は「8件」、今年度は16日までに「8件」起きています。
中身が残ったままごみに出すと火事の原因となるため市環境部では・中身のガスを使い切ることや、・微量のガスが残っていることがあるため、缶に穴をあけること。・捨てる時は「缶」の日に出すことを呼びかけています。