本格的なシーズンの到来です。上田市の卸売市場には17日、秋の味覚の王様マツタケが大量に入荷！

また小県郡・青木村の道の駅にも多くのマツタケが並び、買い求める人たちでにぎわいました。

17日朝、入荷した、太くて大きなマツタケ。

重さは、530グラムとずっしりしています。

上田市の卸売市場には17日、上田地域や佐久地域から12キロのマツタケが運び込まれました。今年は今月2日に初めて入荷してから17日が最も多い入荷量だったということです。

競り「3万円～」

午前7時から行われたセリでは市場価格で1キロあたり9万円と例年並みの価格で取引されました。

軽井沢卸売り業者
「お目当てはこれ、これを飾りたかったし、これを軽井沢に並べます。これだけ出てくるとね去年があまりにもなかったんで、期待しています」

R＆Cながの青果 藤澤雅啓さん
「今年は昨年に比べると比較的雨も多いので昨年よりは出てくるのかなと思って、これで10月に近づいていけば 増えてくると思いますので期待していいと思います」

道の駅あおき
一方、青木村の「道の駅あおき」にも多くのマツタケが並びました。

午前8時半の開店とともに多くの人たちが買い求め売り場は大混雑。一番高いものでは1本・1万9500円の値がついていました。

入荷状況をホームページに載せていることもあり、毎年 遠方からも多くの人たちが訪れています。

Qきょうはどちらから？
買い物客は
「埼玉です。きのう仕事が終わってから来てここに着いたのが夜の11時半ですね」

Qお目当てのものは購入できましたか？
買い物客は
「できました」
「6パックです」
「友達の家と娘の家と姉の家と…」

Q帰って食べるのいかがですか？
「楽しみです!ハハハ」

香川県から
「（青木村のマツタケを）ユーチューブで見て気になって、家族で焼いたりマツタケご飯にして（食べる）。年にいっぺんの贅沢」

今月末には入荷のピークを迎えるとみられるマツタケ。

今後、雨が適度に降り、気温が順調に下がれば豊作が期待できるということです。