今年6月に閉業した塩尻市唯一の銭湯「桑の湯」。
募集していた後継者が決まり、年内にも営業が再開されることになりました。

桑の湯4代目　桑澤弘幸さん
「会社の皆さんに継いでもらえるので安堵の気持ちというか、ほっとしたというか」

昭和4年（1929年）創業の「桑の湯」。4代目・桑澤弘幸さんが母、節代さんと切り盛りしてきましたが、今年6月、施設の老朽化と体力の限界を理由に95年の歴史に幕を閉じました。

その後、後継者を募集したところ5社が名乗りをあげ、その中から東京を拠点に銭湯の再生事業を手掛ける「ニコニコ温泉」に決まりました。

ニコニコ温泉　真神友太郎代表
「桑澤さんとみなさまと話す中で地元の人と話す中で、今までどれほど大事なものだったかというのを非常に強く心に感じる。地域にずっと生き続けられる銭湯でありたい」

今後、設備や内装の改修を行い、年内の営業再開を目指すということです。