長野県内でトラックが絡む交通死亡事故が相次ぎ、上伊那郡飯島町と塩尻市で男性2人が死亡しました。

28日午後6時すぎ飯島町飯島の国道153号で店舗に入ろうと右折したトラックが南から直進してきたオートバイと衝突しました。

この事故でオートバイを運転していた飯島町の会社員、瀧澤寛次さん55歳が意識不明の状態で病院に搬送され、その後、死亡が確認されました。

警察は過失運転致傷の疑いでトラックを運転していた下伊那郡松川町の自営業、湯澤利行容疑者54歳を現行犯逮捕しました。警察は過失運転致死の疑いも視野に当時の状況を調べています。

一方、午前6時半ごろ、塩尻市洗馬のアルプスグリーン道路では軽乗用車と大型トラックが正面衝突する事故がありました。この事故で軽乗用車を運転していた塩尻市の会社員、畑友昭さん54歳が死亡しました。

大型トラックを運転していた岐阜県の49歳の男性にけがはありませんでした。現場はほぼ直線の見通しのいい道路で、警察は軽乗用車がセンターラインを越えたとみて事故の原因を詳しく調べています。