アトリエから生中継② 現代アーティスト小松美羽さんに聞く 創作の原点とは これからの夢
小椿)ここからは再び、長野県内にあるアトリエから世界的な現代アーティスト小松美羽さんにお話を伺います。
Q.なぜ去年。信州にこのようなアトリエを作ったのですか?
Q今月、中国・上海の展覧会に参加されていた。今回は、歴史的な建造物の中で作品を制作されたとのこと。現地でどんな雰囲気を感じてどういうメッセージを込めてこの作品を描き上げたんですか?
Q現地の方からの反響も非常に大きかったそうですね?
こちらに小松さんの作品…。小松さんの作品には神秘的な「精霊」や「神獣」が数多く登場しているんですが、こちらはどんな作品なのですか?
小松さんが絵を描くきっかけとなった地元の神社に先日、一緒に行かせていただきました。
小松美羽さんの地元坂城町にある坂城神社。
本当に坂城神社日和ということでこの神社は小さい頃に何回か来てそのあと中学校行くようになって自分で自転車使ったりして来て、大人になって今も時々参拝に来ている場所です。
みなさんにおススメしているのが坂城神社狛犬という狛犬さんがいまして・・・
幼い時、遊んでいて暗くなってくると絶滅して存在しないはずのニホンオオカミが道案内をしてくれるという体験をした小松さん。
この神秘的な体験をきっかけに神獣に興味を持ち始めました。
こういう狛犬さんってただ造形として置かれているんじゃなくて本当に機能しているというか私たちのことを見えてないけどいろいろなものに憑依して見てるんだなって気づきまして
Q小松さんの作品って狛犬さんを描かれるものすごく多いと思うんですけど原点は地元信州に?
「仲良しの山」だなと思っているんですよ私は。やっぱり関係性がちゃんと築かれていて仲がいいので信州の山は非常に過酷な面もあるんですけどすごく優しい部分があるのでとても良好な関係を築けているんじゃないかなと思ってます」
信州での幼少期の経験が今の小松さんへと繋がっているんですね。いま作品を制作する時に1番大切にされていることとは。
心のブラッシュアップということで「心のあり方」について国際カンファレンスにも参加されているんですよね。
鎌倉の建長寺さんで行われているカンファレンスに今年も登壇させていただきました。
この時の小松さんのお話にもありました頭で考えるんじゃなくて実際に見て、行って心を震わせることすごく大切なことですよね。
小松さんは11月、誕生日で40歳の節目の年を迎えられる。充実の30代を経てこれから成し遂げたいことは・・・・。
小松さんの作品は、「11月2日」から広島県の特別展で展示される予定です。
期間中の16日には小松さんご本人が登壇するイベントも開催されます。
また、12月に東京で開催される「クールジャパンDXサミット2024」にも登壇する予定です。