横田めぐみさんの弟・拓也さんが講演 拉致問題を若い世代にも考えてほしい…長野市で国民の集い【長野】
北朝鮮による拉致問題を考える国民の集いが1日、長野市で開かれ、横田めぐみさんの弟・拓也さんが切実な思いを語りました。
これは政府の拉致問題対策本部と県が開いたもので、県内では今回が初めての開催となりました。
拉致被害者・横田めぐみさんの弟で、拉致被害者家族連絡会の代表を務める横田拓也さんが講演し、失踪当時の家族の苦悩や問題の早期解決などを訴えました。
また、塩尻市出身で特定失踪者に認定されている高野清文さんの妹・美幸さんも登壇し、「長野県も決して関係のない話ではない」と強く訴えました。
参加者
「このようなことは、若い世代の私たちが自分で声を発することで、もっと広められることができれば、ちゃんと解決につながるんじゃないかなと改めて強く感じました」
拉致被害者家族連絡会代表 横田拓也さん
「大人の責任で、若者世代に対して、そして親から子供に対してしっかり伝えていくこと、これがとても大事ですし、その気持ちをぜひ、みんなが強く持ってほしいと思っています」
政府では、若者など幅広い世代に、拉致問題について考えてほしいとしています。