【火山活動】岩手山西側11月より落ち着く 栗駒山に火山濃度ランプ設置へ
岩手山などの火山活動について話し合う検討会が19日、盛岡市で開かれ、火山活動の状況が報告されました。
検討会は、自然災害を専門とする齋藤徳美岩手大学名誉教授を座長に、有識者などが参加して開かれています。
19日は、岩手山西側にある黒倉山の火山活動が先月より落ち着くなど、「変化はあるが、若干鈍った」現状であることを確認しました。しかし、水蒸気爆発の危険があることは変わらず、引き続き入山は規制されます。
一方、栗駒山の須川コースは、有毒な火山ガスの濃度が高まっていることから、通行できなくなっていますが、再来年から火山ガスが高濃度になると点灯するランプを設置し、通行規制解除を目指す方針が提案されました。