×

「手足口病」感染者増加続く 約2年ぶりに流行警報基準超える 「新型コロナ」も増加 県は感染予防呼びかけ 岩手

2024年7月24日 18:30
「手足口病」感染者増加続く 約2年ぶりに流行警報基準超える 「新型コロナ」も増加 県は感染予防呼びかけ 岩手

 岩手県内の「手足口病」の新規感染者数は、1定点当たり6.18人と先週よりさらに増えました。岩手県は、およそ2年ぶりに「流行警報」の基準を超えたとして予防を呼び掛けています。

 岩手県感染症情報センターによりますと、21日までの1週間、県内の定点医療機関から報告された「手足口病」の新規感染者は、247人でした。1定点当たりの平均は6.18人で、「流行警報」の基準値5をおよそ2年ぶりに超えました。

 これを受けて、岩手県はアルコール消毒ではなく、こまめに手を洗って感染を予防するよう呼び掛けています。

 次に「新型コロナ」です。県内の定点医療機関から報告された新規感染者はこの1週間であわせて608人。1定点当たりは9.65人で5週連続の増加です。

 「新型コロナ」について厚生労働省がまとめた7月14日時点の1週間の全国の感染状況です。「第11波」が懸念される中1定点当たりの数は鹿児島県で31.75人が最多。東京は7.56、宮城が7.98などとなっています。

    テレビ岩手のニュース