7月24日、「土用丑の日」です！厳しい暑さが続いていますが、ウナギを食べてスタミナをつけたいという人も多いのではないでしょうか。会津若松市のウナギ店では連日お客さんでにぎわう一方、ウナギの価格高騰に頭を悩ませています。

会津若松市にある創業122年の老舗、「六代目鰻のえびや」。こちらのウナギは、季節ごとに取り寄せる地域を変えているためいつでも旬の味！代々受け継がれてきた秘伝のタレにつけて焼き上げると皮はパリッと身はふっくらの自慢の蒲焼きが味わえます。

■お客は
「脂もたくさん乗っていてなかなか普段食べないので高級感ある感じでおいしかった」「夏バテしないように精をつけたいと思う」

ただ、おいしい蒲焼きの裏では…。

「暑いです」「水分補給はこまめに行ってますので」

温度計をみると厨房内は31度に。連日の暑さで焼くのも一苦労です。扇風機を回し水分をこまめに取るなど熱中症対策はしっかりと。先週末は50人ほどの行列ができるなど、連日大盛況ですが、一方で、心配なことも。

■六代目鰻のえびや 女将 金坂 富巳子さん
「高止まりが止まらないところで…」

ウナギの価格がこの3か月で1キロあたり1千円以上高くなっているといいます。さらに、炭などの材料費や光熱費も高騰。それでも…

■六代目鰻のえびや 女将 金坂 富巳子さん
「もうけは今の時期はないに等しいが暑い中いらっしゃっていただくお客さんに据え置いた値段でおいしいウナギを召し上がっていただきたい」

新鮮で安い地元の食材を仕入れるなど工夫しながら値段は上げずに提供しています。

■六代目鰻のえびや 女将 金坂 富巳子さん
「異常気象の中でもウナギを食べて体力をつけてこの夏を乗り切っていただきたいと思う」