野生の
イノシシによる岩手県内の農作物の被害額が昨年度6000万円を超え、
過去最大となりました。
これは県のイノシシ管理検討協議会で報告されたものです。
県によりますと、昨年度イノシシによる
農作物被害は、県内32の市町村で発生し、被害額は6010万円余りと、前の年度よりおよそ1900万円増え、過去最大になりました。
捕獲頭数は1614頭で、前の年度より635頭増えていて、既に県内にイノシシが定着していると考えられるということです。
県は、今後も可能な限りイノシシの捕獲を進めていくほか、農地への侵入防止柵の設置などにも取り組んでいくことにしています。