IGRいわて銀河鉄道 2期連続の黒字見込み
IGRいわて銀河鉄道の今年度の決算は、2期連続の黒字となる見通しです。
IGRによりますと、上半期の輸送人員は「定期」が前年の同じ時期と同じ、「定期外」は前年の同じ時期と比べて105%と増加しました。しかしコロナ禍前の2018年と比べると80%にとどまっています。
今年度の「営業収入」は、コロナ禍で減少した利用者の回復の遅れなどから当初計画より減少する見込みですが、県などによる交付金を加えた「当期損益」は当初計画を164万円上回るおよそ2955万円で、2期連続の黒字となる見通しです。
鈴木敦社長は「旅客運輸収入が前の水準に戻っていないというような状況や物価高騰の長期化の一方で、減収を上回るコスト削減等によりなんとか黒字を維持できた」と話しています。