日本銀行盛岡事務所は、5月の県内の経済状況について「緩やかに持ち直している」と分析しています。

内訳をみますと、4月の百貨店の売上高は前の年の同じ時期と比べて1.1％増え、4か月ぶりに前の年を上回りました。

スーパーの売上高も前の年の同じ時期と比べて0.3％増え、個人消費について「緩やかに回復している」と分析しています。

4月の有効求人倍率は前の月と同じ1.22倍となりました。

5月の企業倒産は、前年同時期と同じ8件、負債総額が前の年の同じ時期を2億5000万円あまり下回る12億4200万円となり、雇用と所得の環境について「改善している」と分析しています。

これらの結果、5月の県内経済は「緩やかに持ち直している」と分析しています。