「チャグチャグ馬コ」存続を クラウドファンディング始まる
岩手の初夏の風物詩「チャグチャグ馬コ」を存続させようと、保存会がインターネットを通じた資金調達、クラウドファンディングを11日始めました。
「チャグチャグ馬コ」は、毎年6月、たくさんの馬コが装束を身に着け、鈴を鳴らしながら滝沢市から盛岡市までを歩く伝統行事です。
保存会によりますと、かつて「農耕馬」として活躍した馬の飼育頭数が減って行事に参加する馬コの数も減っているということです。
盛岡市の内舘市長が会長を務める保存会が企画したクラウドファンディングは、1000円から寄付ができ、金額に応じてTシャツや行事の当日、馬コの行進に加わる権利などがもらえます。
寄付金は、馬コの繁殖や馬主に渡す奨励金として役立てられるということです。
詳しい内容は、「チャグチャグ馬コ保存会」のホームページで確認できます。