【わずか1割】濃蜜リンゴ「滝沢はるか」選果作業 「糖度と蜜」厳しい基準をクリア
選ばれる割合は、わずか1割です。滝沢市では、厳しい基準をクリアしたものだけが出荷されるブランドリンゴ「滝沢はるか」を選ぶ作業が行われています。
江口キャスター「レモンイエローに輝くリンゴを真剣なまなざしで1玉1玉検査しています」
11月29日から12月5日までの日程で行われている選果作業には、市内10軒の農家が育てた「はるか」、およそ8000個が運び込まれました。
ことしは台風や霜の被害を受けなかったため、順調に生育していて、滝沢市の職員などが見た目や糖度を確認しています。
リンゴ農家 小山田 公さん(50)
「農家が選果すると甘く選果してしまうので、厳しい目でやってもらってます」「おいしいところを食べてもらうので」
検査を担当して5年目 滝沢市職員 大澤健也さん
「蜜を量る機械です。下の方から光が当たり蜜を量っている」
こちらは、糖度16度以上、蜜は30%以上の「滝沢はるか」です。選ばれるのは全体のわずか1割ほどで、価格は4個入り8000円。しゃっきりした食感で、甘みが強いのが特徴です。
さらにそのうちの1%は、糖度17度以上で見た目も蜜も完璧な「プレミアム滝沢はるか」として出荷されます。
この「滝沢はるか」は、12月6日から、滝沢市のネットショップで販売が始まりますが、例年1日~2日で売り切れてしまうということです。