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9月15日は「日本のキャビアの日」に制定 キャビア生産を盛り上げる足がかりに

2024年9月5日 20:45
9月15日は「日本のキャビアの日」に制定 キャビア生産を盛り上げる足がかりに
テレビ宮崎

今月15日が「日本のキャビアの日」に制定されました。
関係者はキャビア生産を全国規模で盛り上げる足がかりにしたいと意気込んでいます。

5日は、ジャパンキャビアの坂元基雄社長などが県庁を訪れ、9月15日が「日本のキャビアの日」に制定されことを報告しました。

チョウザメが9月中旬から採卵の最盛期を迎えることと、寿命が長く100年以上生きるものもいることから、かつての敬老の日にあたる9月15日になったということです。

(ジャパンキャビア 坂元基雄社長)
「記念日が制定できるほどの産業になってきたという思いがあって、11年目までやってこられたのは1つの区切りで、本当に良かったと思っています。」

宮崎は、日本のキャビア産業を牽引してきました。
1983年に研究がスタートし2004年に完全養殖に成功、2013年から販売が始まりました。「宮崎に続け」ということで、現在キャビア生産は14道県に広がっています。

そんな宮崎キャビアは世界でも注目を集めています。

2013年に販売が始まった宮崎キャビア。
当初出荷量は600個、約15キロでしたが、去年は約700キロまで増えました。
輸出も伸びていて、去年ニューヨークに拠点を設けるなど北米を中心に東南アジアなどにも輸出されています。

そんな宮崎キャビアの特徴は…
(秦萌)
「低温殺菌が施された海外産の物に多いキャビアとG7でも採用された宮崎キャビア1983プレミアムです。低温殺菌が施されたものからいただきます。
パンチが強く、塩味が強い味がします」

「そしてこちらが宮崎キャビアです。全然違います!くちどけが滑らかでクリーミーでコクがあります。余韻がしっかり残るので上品な味です」

記念日の制定にあわせて、宮崎観光ホテルでは宮崎キャビアを使った特別料理が提供されています。

(秦萌)
「キャビアでは珍しく、デザートに使用されているということです。さつまいものクリームとハチミツ、そしてキャビアが乗っています。甘いだけではなくキャビアのしょっぱさで甘じょっぱく、何個でも食べられそうです」

関係者は、記念日制定を足がかりに日本のキャビアのブランド力アップに繋げたいと意気込みます。

「日本産キャビアとして世界に向けてアピールしていけるような産業にしたいという思いがあります。」

記念日制定にあわせ、6日から県民割セールが行われます。
県民などを対象に様々な種類のキャビアが最大半額で購入できます。
詳しくは「宮崎キャビア県民割」で検索してください。

宮崎キャビアの成長、日本のキャビア産業の発展に期待がかかります。

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