有機フッ素化合物PFAS 新田原基地周辺の井戸水で国の暫定目標値を超過
テレビ宮崎
発がん性の恐れが懸念されている有機フッ素化合物、PFASについてです。国が定める暫定目標値を大きく超えるPFASが新富町の新田原基地周辺の井戸水から検出されました。
先月、新富町の新田原基地内の井戸で採取された水から国の暫定目標値を超えるPFASが検出されました。
これを受けて、宮崎県はこの地点から半径500メートル以内にある5カ所の井戸と近くを流れる鬼付女川の2カ所、合わせて7カ所で水質調査を実施。
この結果、井戸1カ所から国の暫定目標値の17.8倍のPFASが検出されました。
この井戸水は、現在、飲料用には利用されていないということですが、宮崎県は、周辺区域内の井戸水の飲用は控えるよう呼びかけるとともに追加の水質検査を行うことにしています。
最終更新日:2025年3月18日 12:15