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山形駅前に整備検討の「日本一の観光案内所」 実現に向け意見交換 具体的な数値目標を

2025年1月9日 17:54
山形駅前に整備検討の「日本一の観光案内所」 実現に向け意見交換 具体的な数値目標を

山形市がJR山形駅前への整備を検討している「日本一の観光案内所」の実現に向けて9日、市や大学、企業などの関係者が意見を交わしました。

山形市が整備を検討している「日本一の観光案内所」は、JR山形駅周辺の活性化を目指そうと山形市を訪れる人、住民、観光事業者など、誰もがメリット感じられる交流拠点を目指しています。
市は駅の開札前と東西自由通路、それにJR山形駅前の旧「山形ビブレ」跡地の3か所を核として整備を行う方針で、ビブレ跡地を巡っては現在、地権者との合意に向けて最終的な調整を行っているということです。
整備実現に向け、山形市内の商店街組合や観光協会など関係者50人が意見を交わしました。基本構想では地域の魅力を体験できる、地元を再発見できるなど8つの重点項目が掲げられています。

山形市中心商店街街づくり協議会・船山隆幸会長「現状はやまぎん県民ホールで何かの全国大会があったとかを開催後に知ることが多い。積極的に商店街にも情報を発信してほしい」

蔵王索道協会大木剛裕会長「日本一にするものが概念的な目標なので例えば具体的な数値など『これが日本一だ』と言えるものがあると観光客に訴求できるのでは」

山形市商工観光部高橋清真部長「皆さま方の声を全て吸収していかないと日本一にはなれない。しっかりと地域の皆さんや市民、事業者の皆さんの声をお聞きしながら更にブラッシュアップして次の段階につなげたい」

山形市は今後、定期的に関係者と意見を交わし、整備計画の策定を進める方針です。

最終更新日:2025年1月9日 19:56
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