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冬の寒さの中で生育することで甘くなる庄内特産「雪中軟白ねぎ」の収穫最盛期

2025年1月28日 17:09
冬の寒さの中で生育することで甘くなる庄内特産「雪中軟白ねぎ」の収穫最盛期

冬の寒さの中で生育することで甘くなる山形県庄内特産のネギの収穫がいま、鶴岡市などで最盛期を迎えています。

庄内地域で冬の時期に収穫される「雪中軟白ねぎ」はネギが寒さに耐えようと糖分を作り、甘くなる特徴があります。ネギの白い部分を黒いフィルムで覆って遮光し白い部分を長くして栽培することで、ネギに負荷がかからず柔らかくなるということです。
およそ70人が「雪中軟白ねぎ」を栽培しているJA鶴岡管内では収穫作業が12月中旬から本格的に始まり、いま最盛期を迎えています。

JA鶴岡 長ねぎ専門部 齋藤 憲 副専門部長「一般的な露地栽培のネギと比べて柔らかく甘いのが特徴。柔らかいのでゆでても焼いても簡単に火が通るので鍋や炒め物でおいしく食べられる」

「雪中軟白ねぎ」の収穫作業は3月中旬まで続きます。鶴岡市のJA鶴岡管内では、今シーズンの収量は例年並みの100トンほどになる見込みで、地元のスーパーや産直施設などで販売されます。

最終更新日:2025年1月28日 19:57
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