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餅を天井まで突き上げて…1年の収穫に感謝し来年の豊作願う380年の伝統「裸餅つき」 山形・米沢市 

2023年12月4日 13:02
餅を天井まで突き上げて…1年の収穫に感謝し来年の豊作願う380年の伝統「裸餅つき」 山形・米沢市 

ことし1年の収獲に感謝し、来年の豊作を願う伝統の「裸餅つき」が4日朝、山形県米沢市の寺で行われました。

米沢市にある千眼寺保呂羽堂の伝統行事「裸餅つき」は、今からおよそ380年前に始まったと伝えられています。ことしの収獲への感謝と来年の豊作への願いを込めた「煉歌」、「搗歌」、「揚歌」の寺に伝わる3つの歌を歌いながら餅をつき、最後に餅を杵で天井まで突き上げて完成となります。4日は午前5時半から地元有志の若者たちおよそ20人が参加し、歌にのせて餅をつきました。

歌「よい!よい!よいよいよい 搗けよつけつけ宝の餅を」

新型コロナの影響で、関係者だけでの開催が続いていましたが、ことしは4年ぶりにつきたての餅が、訪れた人たちにあんこ餅や雑煮として振舞われました。

男の子「とてもおいしいです!来年も健康にいたいなと思って食べました」。
「非常においしいお餅」「ここで餅を食べないと1年が終わらない」。

餅をついた人は「こういう行事があるからいい年を終えられる。3種類あってどれもおいしいと思うので、いっぱい食べてほしい」。

裸餅つきは4日午後2時半まで行われ、餅の振る舞いは4日午後3時までとなっています。

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