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山形県内の政治団体の収入前年より増加 新型コロナの自粛ムード緩和が背景か

2023年11月29日 18:10
山形県内の政治団体の収入前年より増加 新型コロナの自粛ムード緩和が背景か

山形県内におよそ780ある政治団体の去年1年間の収支報告書が公表されました。収入はあわせて10億8400万円余りで、おととしと比べて4.5%増えました。新型コロナの自粛ムードが緩和したことが背景にあるとみられています。

県選挙管理委員会によりますと、県内778の政治団体の去年の収入は合わせて10億8400万円余りで、おととしと比べて4.5%増加しました。一方、支出はあわせて9億4600万円余りで、おととしに比べ8%減少しました。
県選管などは、収入が増えた理由について、新型コロナによる自粛ムードが一段落し、政治資金パーティーの開催が増えたことが要因ではとしています。
一方、支出が減った要因は去年、大きな選挙が参議院議員選挙のみだったことが影響していると分析しています。
県内の主な政党別に収入を見ると、自民党が3億3981万円、共産党が2億1700万円、国民民主党が8763万円、立憲民主党が2621万円、公明党が1919万円、参政党が62万円となっています。
一方、政党を除く政治団体で、集めた政治資金が最も多かったのは加藤鮎子衆議院議員の資金管理団体「加藤鮎子地域政策研究会」で4140万円でした。

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