山形市の小学校で今月11日に実施したテストの個人名などが書かれた21人分の解答用紙を紛失していたことがわかりました。学校内で誤って廃棄したとみられるということです。

紛失したのは、山形市内の市立小学校で今月11日に実施された標準学力検査テストの5年生1クラス・21人分の解答用紙です。
市教育委員会によりますと、このクラスでは、11日の国語のテスト終了後、担任が解答用紙と問題冊子を職員室の所定の棚に入れたつもりでいましたが、16日にほかの教科とともに業者に提出しようと確認したところ、国語の解答用紙と問題冊子がないことに気づいたということです。

紛失した解答用紙には、児童の名前や学校名、学年が書かれていました。

外部に流出した可能性は低く、校内で誤って廃棄したとみられるということです。
学校は昨夜、臨時の保護者会で謝罪し、今後、再テストを実施する方針です。市教育委員会は各学校に対し、解答用紙などを扱う際は複数人で確認するよう指導することにしています。