×

ことしのブナの結実は「大凶作」予測…冬眠前にクマの行動が活発化する季節迎え、目撃相次ぐ

2023年9月27日 12:11
ことしのブナの結実は「大凶作」予測…冬眠前にクマの行動が活発化する季節迎え、目撃相次ぐ

クマの活動が活発化するシーズンを迎えています。目撃件数は今月24日現在、去年と同じ時期に比べ、およそ1・4倍に増えていることが県のまとめで分かりました。

県内ではきのう、鶴岡市や小国町、戸沢村でクマの目撃情報が相次ぎました。県によりますとクマの目撃件数は今月24日現在、505件に上っていて、去年の同じ時期に比べておよそ1・4倍に増えています。また、先月末現在、統計を取り始めた2003年以降で、過去2番目に多くなっています。ことし7月に発表された東北森林管理局の予測によりますとクマのえさとなるブナの実の結実が少なく、県内は「大凶作」と見込まれています。県は山に入る際には音の鳴るものを携帯し、複数人で行動するなど被害防止を呼びかけています。

    山形放送のニュース