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猛暑の影響でネギやダイコンの値段が例年の2倍近くに 山形県内のスーパーで見通し聞く

2023年9月26日 17:50
猛暑の影響でネギやダイコンの値段が例年の2倍近くに 山形県内のスーパーで見通し聞く

この夏の記録的な猛暑の影響を受け、山形県内のスーパーなどでは、野菜の価格が高騰しています。一方で例年より安くなっている野菜もあります。現状や今後の見通しを聞きました。

寒河江市にあるスーパー「フードセンターたかき」です。

中川悠アナウンサー「こちらには、いまがシーズンの芋煮の食材が並んでいます。芋煮に欠かせない野菜の一つ長ネギ、例年に比べ2倍近く値上がりしています」

このスーパーでは例年は1束158円の長ネギが298円に。1本158円のダイコンが321円にと、2倍近く値上がりしています。
他の野菜も全般に前の年より、1割ほど高くなっています。

フードセンターたかき沖田智取締役「全国的な猛暑の影響が高騰の一番の要因になっている。野菜が育ちにくい状況で品薄」

またこの夏、局所的な豪雨に見舞われた長野産や群馬産などのハクサイがこれから値上がりする可能性があるといいます。食材の高騰に買い物客からは…。

買い物客「前よりもすごい。なるべく安い物を買っている。安いスーパーに行っている」「子どもの弁当にブロッコリーを入れたかったが、先日は350円だった。ニンジンをカットして茹でて入れるなど切り詰めるのが大変」

一方、いまの時期、買い求めやすい食材を聞きました。

沖田智取締役「レタスやキャベツの相場が落ち着いている。ジャガイモやタマネギは、 すごく落ち着いている」

タマネギやジャガイモは、主産地の北海道からの入荷が安定しているため、例年より4割ほど安くなっています。この店は、特に野菜の特売品の品数を増やすなど、値上げの影響を最小限にする工夫を続けているということです。

気になる今後の見通しですが、今回取材した「たかき」は、特に値段が高いダイコンや長ネギは、10月中旬以降に県産品の入荷が始まり、価格は例年並みに落ち着くと見込んでいます。また、他の野菜も11月頃には徐々に例年並みの価格に安定していくということです。

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