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河口湖畔の樹木23本伐採 中国人男に罰金30万円判決「富士山見えない」ホテルの依頼で 山梨

2024年12月2日 18:21
河口湖畔の樹木23本伐採 中国人男に罰金30万円判決「富士山見えない」ホテルの依頼で 山梨

 河口湖畔のホテルから依頼を受け、私有地の樹木23本を伐採するなどした罪に問われていた中国人の男の裁判が2日、甲府地裁で開かれ、罰金30万円の有罪判決が言い渡されました。

 器物損壊の罪に問われていたのは中国籍のリュウ・ジャ被告です。

 判決によりますと、リュウ被告は氏名不詳者と共謀し、2021年11月から2022年1月にかけて富士河口湖町の山林で、他者が所有または管理する樹木23本をのこぎりで切断した上、切り株に穴を開け除草剤を注入し枯れさせたもので、被害額は約276万円に上ります。

 甲府地裁は「23本もの樹木に穴をあけて枯れさせるなど大胆な犯行。ホテルから依頼を受けたなどという動機に酌むべき事情はない」などとして、求刑通り罰金30万円の有罪判決を言い渡しました。

 また、裁判ではリュウ被告が依頼を受けたホテルの関係者から80万円の報酬を得たことも明らかにされました。樹木の伐採は河口湖畔のホテルが「富士山がよく見えない」などの理由で依頼したものとみられますが、ホテル側は山梨放送の取材に応じていません。

最終更新日:2024年12月2日 18:37
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