高校生がワインの仕込み 本場・フランスの醸造家が指導 足で踏み果汁抽出 山梨
高校生がワインづくりに挑戦です。農林高校の生徒が9日、本場・フランスの醸造家に指導を受けながら仕込み作業に挑戦しました。
9日は日本のワインづくりを学ぶため来日していたフランス人の醸造家ジョリス・フラデさんを学校に招き、食品科学科の2年生12人が赤ワインの仕込み作業を行いました。
生徒はジョリスさんの動きを手本にしながら、県内で採れたカベルネ・ソーヴィニヨン約150キロの房から粒を取り分け足で踏んで果汁を抽出。最後に校内で採取した野生酵母を注ぎ、約300本分のワインを仕込みました。
高校生は
「(ブドウを踏んで)悪いことをしている気分になりましたが、潰しているとプチプチと音がして楽しかったです。初めてなので心配もありましたが実際にプロの人に助けてもらいいい体験になったと思います(ワインを)おいしく飲んでもらえたらいいなと思います」
ジョリスさんは「若いうちから経験を積み、ワインづくりの楽しさを知ってほしい」とエールを送りました。
仕込んだワインは来年8月に発売されるということです。