シャトレーゼに転籍した外国人 80人以上が2か月半働けず 山梨県
山梨県甲府市に本社がある菓子製造・販売のシャトレーゼで、別の職場から転籍するなどした外国人従業員80人以上が2カ月半にわたり働けなくなっていたことが14日、分かりました。
シャトレーゼによりますと、ことし2月に新たに工場を稼働するため、ほかの企業などで働いていた特定技能の在留資格を持つ外国人労働者ら88人と雇用契約を結びました。
しかし、工場の建設が当初の計画より遅れたため、すぐに働かせることができない状況に陥りました。
約2カ月半後に順次、業務を開始しましたが、一時的に給与が支払われていなかったということです。
シャトレーゼは各外国人労働者に休業手当を支給するとしていて、「深くお詫び申し上げる。特定技能の受け入れプロセスの見直しに着手し、再発防止に努める」としています。