山梨県と住友ゴム グリーン水素による脱炭素化で合意 工場に「P2Gシステム」導入へ
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山梨県は住友ゴム工業とグリーン水素による脱炭素化に向けて連携することで合意し、工場に県独自の水素製造システムを導入することを決めました。
住友ゴム工業は神戸市に本社がある大手タイヤ製造メーカーです。
27日は都内で基本合意書の締結式が行われ、長崎知事と山本悟社長が署名を交わしました。
住友ゴム工業は2021年から水素エネルギーを活用したタイヤ製造の実証実験を行っていて、今回の合意を受けて再生可能エネルギーで発電した電力で水素を製造する山梨県の「P2Gシステム」を福島県のタイヤ工場に導入します。
県外へのP2Gシステム導入は5例目です。
長崎知事はP2Gシステムについて、「国内外への普及を進める」としています。