韮崎市内にある工場などの見学や体験ができるイベントが25日開かれ、子どもたちはものづくりの楽しさに触れていました。

製造業の人材不足が課題となる中、地域の子どもたちにその魅力を発信しようと始まった「ニラサキオープンファクトリー」。

6回目を迎えた今年は過去最多の628人が参加し、市内27の会社の中から訪問先を選んで見学します。

このうち、200年以上の歴史を持つ醤油や味噌を製造・販売する「井筒屋醤油」には家族連れなど12人が訪問。
子どもたちは工場内で醤油や味噌の成分などをクイズ形式で学びました。

一方、自動車の整備・販売を行う「カインズ」では子どもたちはコンピューターを駆使した車の整備作業を見学し、実際に工具を手に取ってタイヤ交換を体験しました。

韮崎市商工会は「製造業が将来の選択肢の一つになってほしい」としています。