笹子トンネル 天井板崩落事故から11年 現場近くで追悼慰霊式 山梨県
中央道笹子トンネルで起きた天井板崩落事故から11年、現場近くで遺族が黙とうを捧げました。
事故は2012年12月2日、中央道上り線の笹子トンネルで天井板が崩落して、3台の車が下敷きとなり、男女9人が死亡したものです。
2日、遺族が事故が起きた午前8時3分にトンネル出入り口付近の慰霊碑で、黙とうを捧げて花を手向けました。このあと行われた追悼慰霊式では、中日本高速道路の小室俊二社長がおわびと追悼の言葉を述べました。
中日本高速は「今後、原因究明の追加調査は行わない」と明言していて、遺族側は原因究明のための第三者委員会の設置を求めています。